四徳温泉キャンプ場 雪乞いをする父娘

四徳温泉キャンプ場

キャンプ当日は雨のち雪予報。四徳温泉に向かう道中はほぼ雨…久しぶりのファミリーキャンプだというのに全くテンションが上がらない…

数年前までキャンプの雨天率10割という強烈なアベレージを持っていたこの男

最近は雨天率が下がったので調子に乗って焚火サイトを予約してしまったのだ

焚火サイトとは焚火台を使わず直に焚火ができるサイトのことで、存分に焚火をして焚火料理を作り、揺れる炎を眺めながらハイボールを飲もうと企んでいたのだ。

このまま雨が止まければ焚火どころではない。料理もシェルター内で作る他ない…どうせなら雪のほうがいいとブツブツ言いながら松川インターを降りる…

到着すると雨も止み急いでシェルターを設営

組み上がると雨というなんともドンピシャなタイミング…まぁ結局雨なのだが。

この後は小雨が続くも目の前にあるアスレチック的な遊具の誘惑に負けてシェルターから飛び出す娘

誰もいない広場で存分にターザンロープで遊ぶ娘っ子

これはこれでツマラナイのだろう…いつもなら友達と遊んでいるわけだし、と妻が生贄になる。

さて、雨天男はサクサクとキャンプの準備に取り掛かる

道具箱から温度計を取り出すとこの時点で4℃とかなり寒い…雪に変わればいいのに…

娘が戻ってくると遅めの昼食をとる。フジカハイペットに火を入れるとシェルター内は直ぐに暖かくなった。

しかしシェルターから外を覗くも雨は雪に変わらず…しょうがないので雨乞いならず雪乞いをすることに

雪乞いをする父子

するとどうだろう…ちらちらと白いものが降りてきたではないか

雪乞いのお陰かようやく雪に変わった。しかし湿度が高く、積もる雪ではなそうだ…

まぁ雨よりマシだと場内散歩がてら枝を拾いに行くと少し晴れ間が…山の天気は目まぐるしく変わる

この四徳という土地は昭和36年まで美しい里山があったという。

しかしこの辺境の集落は三六災害で壊滅的な被害に遭い、人が住める場所ではなくなってしまった

半世紀以上が経ってこの地は森になり秘境の温泉とキャンプ場で賑わうことになる

キャンプ場を散策すると石垣やタイル作りの台所のような物、庚申塔や地蔵があり、人が住んでいた事を感じることができる

帰りに長い枝を3本拾い夜会の支度をしようとしたら雨になる…

やりたいことができず、枝は放置される

この後は暗くなるにつれ天気は回復したが、焚火料理は明日にして今晩は炭火焼肉にすることにした。

高速でフェザースティックを作る様

辺りはすっかり暗くなり焚き火を始める。日中の雨で何もかもが湿っていたが、雨天率10割の男はサクッと火を熾す

ピンボケさーせん

並列型から井桁型の変則組みで濡れた地面や薪でも安定した炎を維持する事ができる

娘も焚火に慣れたもので火吹き棒を持つ姿が様になってきた。

小さい頃に買った焚き火用のポンチョも大分小さくなった。今度はしっかりした焚火ジャケットを買ってやろうと父

火を囲み談笑する父子 キャンプで一番愉しい時間だ

熾火ができたら焼き芋を作り美味しそうに頬張る娘。今までのキャンプでは焼きマシュマロが定番だったが、興味が失せたのか今は焼き芋に夢中らしい…これも成長か

向こうに光るのはトイレで、この焚火サイトは目の前にアスレチック遊具があり、トイレや炊事場も近いので小さな子供がいる家庭に向いている。

ロケーションはこのキャンプ場の中では悪いほうだろう。トイレに行く道すがら道祖神があるので子供には怖い場所でもある。

この後は炭火焼肉に舌鼓を打ち、まったりしていたが、娘は寒いし眠いから寝袋に入りたいと言い母親を連れてテントで就寝した。

父はといえばソロキャンプ気分でハイボールを飲みながら揺れる炎をぼんやりと眺めていた

思えば去年の10月にこのキャンプ場を訪れた時は歯ぐきが尋常じゃない程腫れ上がりキャンプを存分に愉しめなかった

今回は歯ぐきも体調も万全だが金曜日は温泉が解放されておらず温泉好きの娘に悪い事をしてしまった…明日の温泉を楽しみにしといてくれ

だいぶ冷え込んできたので父も寝袋に潜り込むことにした

夜中に娘がトイレに行きたいと言い、外に出て空を見上げると満天の星だった。

明日は雪予報。どんな一日になるのか楽しみである。

つづく

コメント

タイトルとURLをコピーしました