冬キャンプといえば薪ストーブや石油ストーブをシェルター内に入れて快適にぬくぬく過ごす方も多くいると思います
しかし燃焼不足による一酸化炭素中毒を念頭に置かなければ快適なキャンプはできません。
全くオススメしませんが、筆者はフジカハイペットをつけたまま就寝することもあります。(自己責任)
※石油ストーブの安定した燃焼確認ができている事と、シェルター内の十分な換気ができている事が前提となります。
今回はフジカハイペットを快適かつ便利にする為のアイテム第4弾【一酸化炭素チェッカー】のご紹介です。
シェルターの換気
筆者が使っているシェルターはニーモのヘキサライト6Pです。このシェルターは上部に大きいベンチレーターが2つ、サイドはガイラインを引っ張ることで中間のベンチレーターが開き、下部はマッドスカートが無いことでボトムからの換気ができます
マッドスカート付のシェルターを使っている方や、下からの冷気を嫌い後付でマッドスカートを付ける方もいますが、換気に細心の注意が必要となります。
もちろん換気がしやすいヘキサライト6Pでも積雪で下部からの換気が出来ない場合や、強風でシェルターが倒壊する恐れがある場合は石油ストーブを使用して寝るなんてことはしませんが…
そして、十分な換気ができていても一酸化炭素は無臭で目に見えないので、一酸化炭素警報機を必ず作動させています。
一酸化炭素チェッカーの動作確認
一酸化炭素警報機をオンにしたら必ず動作確認をしましょう
僕が使っている一酸化炭素警報機は中華製です…おそらく安く出回っている警報機の殆どは中華製なので万が一という不安があります。
試運転ボタンがある機種もありますが、実際に一酸化炭素を感知するのか試してみたい方や、そもそもそんな機能がない場合の動作確認の方法は、オートキャンプの場合なら車の排気ガスで動作確認ができます。
やり方ですが、最初は排気口(マフラー)から多少離れた位置に一酸化炭素チェッカーを近づけます。マフラーから近すぎると、あっという間に警報音が鳴って焦ります
車の排気ガス以外では炭で動作確認をすることもできます。
炭を熾して警報機を近づければ警報音がなります。
因みに明るいうちに動作確認をしときましょう。警報音がかなりうるさいので夜は迷惑になります
一酸化炭素チェッカーを2つ作動させる
動作確認ができたからといっても過信は禁物です
使用中の故障や電池切れの可能性もありますので警報機を2つセットしたほうがより安心です
僕が購入した警報機はもう売ってないので新しい機種を載せておきます。
僕は同じメーカーの一酸化炭素警報機を2つ買いましたが、一つは別のメーカーのを買っても良いと思います
※追記 警報器が壊れたので新しいのを購入しました。
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因みに一酸化炭素を感知するセンサーには寿命があります。メーカーで異なるとは思いますが、大体3年が寿命です。
一酸化炭素チェッカーの設置場所
警報機を同じ場所に2つ置いてもいいのですが、別々に置くのも効果的です。
どちらにしても最低でも必ず1つは自分が過ごす位置より上に設置しましょう。
過ごす位置と言っても座っている位置から少し上だと邪魔になるので、地上から150cmから160cm位の位置に設置するのが良いと思います
一酸化炭素は空気とほぼ同じ比重ですが、燃焼された一酸化炭素は高温度のため空気より軽く、シェルター内の上に溜まるので、シェルター内上部に警報器を設置すはることでより早く一酸化炭素の発生に気付くことができます
逆に自分が過ごしている位置より下に設置してしまうとセンサーが反応しなかったり、警報機が鳴る前に一酸化炭素を吸い込んでしまう恐れがあるのです。
まとめ
- 先ずはシェルターの換気
- 使用前に一酸化炭素警報機の動作確認
- 一酸化炭素警報機を2つ以上設置する
- 設置場所は自分が過ごす位置より上に置く
- 石油ストーブの燃焼確認とメンテナンス
- 信頼できる石油ストーブにしましょう
個人的には信頼できる国産の石油ストーブで、燃焼筒等のメンテナンスをしていれば、よほどの密閉空間じゃない限り一酸化炭素中毒にはならないとの結論ですが、一酸化炭素チェッカーがあれば、より安心して冬のお籠りキャンプができると思います。
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お値段は少々張りますが、より安心して過ごしたい方にお勧めです。
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