Bicライター(フリント式)

Bonfire tool-焚き火道具

Bicのフリント式ライターはオリジナル、スリム、ミニとあるが、この記事では主にオリジナル(J26)のお話し

※スリムとミニの詳細は後半に載せてます。

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フリント式ライターとは

まず、Bicフリント式ライターって何?って方もいるだろう

お馴染みの使い捨てガスライターには電子式フリント式がある

簡単に説明すると

電子式ライターは着火操作部、即ちボタンを下に押すことで、圧電効果が働き気化したガスに着火させる。

フリント式ライターはフリント(ライター石)をヤスリ状の回転体で擦り火花を散らして気化したガスに着火させる。

…ようするにカチッとやるかジュボッとやるかだ

そのジュボッと着火させるフリント式ライターの信頼度は登山経験者や釣師、スキーやスノーボード経験者ならお解り頂けるだろう。

電子式ライターは低温だと役に立たないことが多いのだ。

気圧や気温の関係なら同じガスのフリント式ライターも役に立たないはずだが、どういう理由か電子式ライターがつかない場面でもフリント式ライターは着火できる。

そう、このフランス製のフリント式ライターはアウトドアでかなり使えるのだ。

因みに使い捨てのフリント式ライター全てが着火に優れている訳ではない。Bicが凄いのだ

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凄いよBicフリント式ライター

まず、着火回数なのだが、今回ご紹介するJ26で約3000回。

このJ26はビックライターのラインナップで一番着火回数が多いのである。

昨今のキャンプブームで火を熾す道具で使われるメタルマッチ(ファイアースターター)と比較してみよう

ブッシュクラフト社のファイアースチールで12000回

しかし、この数字は着火回数ではなく火花を散らせる回数だ

メタルマッチを火口に点火させる場合、常に一発点火ならば12000回の着火となるが無理な話だ。

そうなのだ、毎回毎回一発点火など無理ゲーなわけで、3回 5回…多ければ10回近く擦って点火させるはずなのだ。

例えば何かに点火させるまでの平均回数を5回として、12000回ならば2400回になる。

火付をよくする為にマグネシウムやフェロセリウムを擦り落とせば更に使用回数は減る

Bicのフリント式ライターはほぼ一発着火。火花ではなく火がつく回数と言っていいだろう

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充填されているガスについて

次に充填されてるガスなのだが、使い捨てライターの殆どはブタンガス

一方Bicライターはイソブタンだ。これは何気に凄い

気圧も関係してくるので詳しくは分からないが、寒冷地でブタンガスはほぼ使えないと言ってもいいだろう。

それに比べ、イソブタンガス充填のこのライターは0度を下回っても着火できる。

一発でつかなくてもポケットや手の中でライターを温めればつくようになる。

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意外と水濡れにも強い

メタルマッチが水濡れに強いのは有名だが、このライターも意外と着火できてしまう

一発着火とはいかないが、何回か擦ったり乾いた布(着てる服)なんかでヤスリ部を拭けばあっさり着火できる

因みにBicの電子式ライターは水濡れに強いことで定評がある。

釣りやカヤックなどで使うなら電子式ライターもおすすめだ。着火回数1800回

※寒冷地では役に立たないことがあるので注意

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そこにロマンはないのだが…

もちろん、メタルマッチにはロマンが詰まっている

使い捨てライターでつけた焚き火とは趣きや味わいが違うのは分かる

今流行りのオイルランタンに火を灯す時はマッチやスライド式ライターの方が便利なのも分かる

僕自身メタルマッチもスライド式ライターも使っているのでBicライターを推してるわけではない。

しかし予備としてBicのフリント式ライターを持っていても悪くないだろう

ガムテープは優秀な着火剤になる。少々巻き過ぎなのはウェアやテントが破損した時の応急処置にも使えるからだ

軽量で邪魔にならないこのライターにガムテープを巻き付けておけば、いざと言う時に頼りになるはずだ。

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いざ買おうと思ってもオリジナル(J26)が売ってない

因みにどこにでも売ってそうで売ってないのがこのオリジナルサイズのJ26

コンビニなら比較的セブンイレブンに置いてあるが何故かスリムサイズばかり(冒頭画像の水色のがスリム)

スリムはJ26より軽量でコンパクトなので軽量化を目指すハイカー向き。

クッカーなどのスタッキングの際に隙間に入るのも利点

因みにスリム(J23)だと着火回数がかなり減ります(約1800回)まぁこれでも十分なんですが…

重量比較ではオリジナルが22gに対しスリムは14gと8g軽い

一番軽いミニ(J25)は12gで、コチラもスリムと同様にULハイカー向けではあるが、着火回数が最少の約1450回となります。

ミニは小さ過ぎて握りにくく、寒い時期に使うのが嫌になるのが正直な感想。

話はオリジナルに戻りますが、キャンプや釣りなどのアウトドアや、自宅などで使うならオリジナルのj26を…と、思って探したのだがやはり見つからないのでamazonで購入

ホワイトもあります

紙巻たばこを吸わないので8コも要らないと思ったのだが、ライターって何故かよく失くす。もちろん8コもあれば人にあげたりもできるし、邪魔にならないからアチコチに常備しておくのもあり。

因みに紙巻たばこを吸う方は20コ売りもあります。

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