mont-bell ダウンハガー ハーフレングス#3 子供用の寝袋

Sleeping Bag-寝袋

子供用の寝袋は何がいいか…

子供も大きくなってきて、母親と一つのシュラフとはいかなくなってきた

当初は化繊の安物シュラフでいいと思っていたが、冬場でも使えるものとなると安価なシュラフでは対応できない。

ペラペラの化繊シュラフにインナーを入れたり着るものを工夫しようとも考えたが、シュラフはそこそこコンパクトになっても、物が増え結局嵩張る。うーん何かないかな…

※軽量コンパクトに興味がない方には余り参考にならない記事です。

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冬場でも使える化繊はどうか

僕等が所有している化繊シュラフでスノーピークのオフトンというシュラフがあるのだが、下限温度が3℃、工夫次第で0℃までは眠れる

このシュラフで娘と妻は一緒に寝ていた

オフトンは所謂 封筒型シュラフ、このタイプのシュラフはセパレートになるものが多く、温度調節が容易にできるのが利点だ

オフトンは丸めると米俵の様相だが、二人で一つと考えたらまぁまぁコンパクト

だが、子供単体で冬場も使える化繊シュラフとなると嵩張るし値段も張る

しかも子供用のシュラフはすぐにサイズが合わなくなって使えなくなる…高額なシュラフなどとても買えない。不経済の極みだ

ならば嵩張らない大人用のダウンシュラフを買ってしまえばいいじゃないかと思う方もいるだろう

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大人用の寝袋を流用

化繊ならともかく、ダウンシュラフはサイズが大事なのだ

大人用のダウンシュラフに子供が入ると無駄な空間ができる。

空間は空気層なので無駄ではないように思えるが、空気層が広すぎると保温できず、空間が冷える。

何を言っているか分からなくなってきたが、ブカブカだと己が出す熱を保温することができず、シュラフ内が暖まらないのだ。

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ならばコイツはどうだ

そこでmont-bellのダウンハガー ハーフレングスだ

実際は大人用なのだが、下半分しかダウンが入ってない

下半分と言っても下半身という意味ではなく、使う人の身長にもよるが、僕の場合(171cm)で、胸下辺りまでダウンがある感じだ。

ダウンがない上の部分はナイロン生地だけ

フードはなく、胸元と首元のドローコードを絞ってシュラフ内を保温する

つまり、寒かったらダウンジャケットでも着て寝てね。それならフードもいらないよね?という発想のシュラフ

やるなモンベル…シームレスダウンハガーにしても最近のシュラフ部門は攻めてるな

これは面白いと迷わず購入。育ち盛りの子供用としても、僕自身ソロキャンプで使えるのも良い

因みに#3を購入した。 800FPで、快適睡眠温度域が3℃で使用可能限界温度が-2℃だ

子供ならすっぽり入れるので夏場の高所キャンプでは足元のファスナーを開け、薄着で寝ないと暑い

これなら春秋はもちろんのこと、冬場のキャンプでも使えるが、大人は上半身のレイヤリングを工夫しないと春秋でも寒いだろう

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実際に入ってみると 父子Ver.

実際に娘が寝袋に入るとこうなる

ある程度密着できているので保温面では問題ないだろう

画像はドローコードを絞ってない状態。冬場はフード付きのアウターを着てドローコードを絞ればいいだろう。

逆に暑ければ足元のファスナーを開けて温度調整ができる

実は夏場の高所でテント泊をした時、足元のファスナーを開けるのを忘れてしまい、暑くて這い出てきたことがあった

そして大人が入った場合(父Ver.)

mont-bellのスーパースパイラルストレッチシステムはシュラフ内で足を広げられる

暑く寝苦しい時はこんな感じで足も腕も出して温度調整

そして収納サイズなのだが

ナルゲン1Lボトルと比較

これは専用のストリージバッグに収納させている状態だが、ストリージバッグなしでバックパックの底に仕舞う方法や、他のダウン系の物や寝る服などと一緒にコンプレッションサックに入れてしまえば更に無駄のないパッキングができる。

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まとめ

そもそも大人用なので、子供が大きくなっても使い続けることができるし、僕もソロで使えるので、まさに欲しいもの全てがハマった寝袋だ

そして軽い。この#3で本体重量418g

ただでさえ軽いダウンシュラフが更にこの軽さは驚愕だ

もちろん表地はモンベル独自の素材、強度と透湿性があるバリスティックエアナイロンで、更にポルカテックス(耐久撥水加工)が採用されている。

テント内の結露で多少シュラフが濡れてしまっても染み込むことはない。

通年、子供とキャンプをしたい人や軽量化を目指す方なら選択肢の一つになるのではないだろうか

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