日々の徒然 職業体験所

日々の徒然

ある日のこと、キッザニア東京という職業訓練を受けられる施設に家族で出向くことになった

何を隠そうこの家族、一家の大黒柱が失業する可能性があるという…(実話)

さっそくキッザニアで職業訓練を受けようと企んだのだが、なんと子供しか職業訓練ができないというではないか…そもそも職業訓練ではなく職業体験だ。

大人は職業訓練校にでも通えと言わんばかりの仕打ち

しょうがないので子供の職業体験を見学しつつ、自分だったらどの仕事がいいだろうかと脳内訓練をすることに…

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まず入るなり薄暗い…夜の設定なのか街頭やらネオンやらで本物の街のようだ

ふむふむ。出光興産やオートバックス、三菱自動車もあるのか?

運転免許も取れるらしいが、父親は既に取得済みだ。なんなら大型自動車の免許もある…これはパスだな

これら全てがナンチャッテではなく、本物の会社が協賛しているのでかなりガチだ。そして職業体験所なので、例えば出光興産ならガソリンスタンドのスタッフにもなれるみたいだ

うーむ、ガソリンスタンドか…危険物取扱者乙4を取得している父親はガソリンスタンドの責任者になるべく出光興産の門を叩こうと思ったが、娘は全く興味がない…

ガソリンスタンドの向かいにある消防車を指差し、消防士がいいのと言うので消防署で仕方なく受付をする。

なぜかアメリカナイズされた消防署

このキッザニアという世界では子供の自主性を重んじているのか、受付も子供のみで行う

受付を済ませ、消防署の中で消防士になる娘

父親が国家公務員になるのは今更無理な話だが、娘が国家公務員になるのも悪くはない…いや寧ろ誇れるではないか。

上の子には自衛官を薦めたが、本人は警察官になりたいと言っていた

二人とも父親に似ず、堅い職業に興味があるみたいだ。

そして街の外れで火災があったらしく消防車に乗り込み火災現場で消火活動をするチビッコ消防士達

やることがなかなかリアルだ。無事に鎮火して消防署に帰り、消防士体験は終了

続いて警察署…また国家公務員だ。しかも人々を守る職業に興味があるらしい…

強盗があった現場に行き、捜査課と鑑識課に分かれた子供達が合同で調査をし、署内で調査結果を話し合うというものだ…なかなか楽しそうだ。

敬礼も様になっている

続いてニチレイで冷凍食品作りを体験

運が良いのか悪いのか、社会科見学で来ていた小学生のグループと一緒に体験することになった

ここでは冷凍チャーハンを作る仕事みたいだ。炊いてあるお米に色々な具材を混ぜ、自分のオリジナルチャーハンを作るのだが、隣のお兄ちゃんがチャーシューだけをチョイスした肉チャーハンをこしらえている

娘は大好きなエビが目の前にあるというのに、お兄ちゃんの真似をしてチャーシューだけをチョイス

野菜やカマボコ、エビもあるというのにチャーシューだけを紙コップに山盛りだ

溢れんばかりのチャーシュー

炊いたお米と具材を瞬間冷凍して電子レンジで温めるという無駄な行程も終わり、実食するとこれがなかなか美味かったのには驚いた。

続いてモスバーガー

冷凍食品会社に飲食店か…個人的には失業したら居酒屋でも経営したいのだが、キッザニアに居酒屋の経営体験などあるわけもなく、娘のハンバーガー作りを見学する。

リアルなテリヤキバーガーを作る娘

チャーハンとテリヤキバーガーを食べ、ご満悦な娘…そして父親は帰りたくなっていた。

続いてパン屋…この頃、父親は写真も撮れないぐらい疲労が蓄積していた

続いてパフォーマー

時計台のからくり人形の役になり、時刻を知らせるのだが、これがなかなか面白かった

そろそろ帰りたい父親のことなど気にもせず、間髪入れずヤマト運輸に…

クロネコヤマトの宅急便。街にあるお店に配達をする仕事だ

記念に写真を撮ったのだが、まるで覇気がない…死んだ魚の目のようだ

娘は帰りたくない一心でやりたくもない宅配業務をして粘っているのがバレバレだ

トラックに乗り込み配達先に向かうクロネコ達

実にやる気のない態度だ…いや、もはや眠ってしまったのかもしれない。

そんなこんなでキッザニアの営業終了近くまで滞在してしまった

帰りの車内では爆睡の娘。やりたい仕事は見つかったかな?

パパは現実問題でもやりたい仕事がみつからないのだよ…いや、やりたくても雇用条件に合わないのだよ

現実はキビシイのだ…笑

おわり

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