新しい年を迎えても執筆する気にならず、慌ただしい毎日を過ごしております。
新型コロナはそのウィルスが怖いのだけれど、罹患してなくても、身体が健康であっても精神的にはよろしくない…厄介なことになったものだ
そんな渦中に父親が末期ガンだと知らされた
もちろん面会はできない。新型コロナが原因ではあるが、結核の恐れもあるらしく面会はできない
死に際に遺す言葉も伝えられないことはどんな気持ちだろうと考えたが、切なくなるだけなので考えるのを止めた。
本人はケロッとしたもので、ご飯もしっかり食べているらしい。しかし余命何ヶ月のレベルではなく、今日死んでもおかしくないそうだ
父親がこの世を去ることは、年齢的にもある程度は覚悟していたし、同居しているわけではないのでそれ程動揺していない
平均寿命より長く生きているんだから良しとするべきだ。
ぶっちゃけ愛猫が死んだほうが堪えるだろうと思う。僕のような冷血人間はそんなもんだ
父親はいい人生だったのだろうか…などと考えたが、そんなものは本人にしか分からない。
では自分はどうだろう…自分が死ぬ時にいい人生だったと思えるだろうか
もちろん今死ぬ訳にはいかないが、人生の折り返しは過ぎている…残りの人生について考えなければならない。
前の会社が廃業した時から意識して行動に起こしてはいるが、自分の将来をもっとリアルに考えなければならないのだ
そう、健康や老後資金についてだ。
まず健康についてだが、年々長くなる平均寿命…元気なまま、ぽっくり天命を全うできればいいのたが、なかなかそうもいかいのが現実だ。
個人的には家族に迷惑を掛けてまで生きながらえたくはない…皆同じだろうか?
家族に迷惑を掛ける代表は認知症だ。認知症になってしまえば迷惑を掛けてる意識もなくなる。しかも身体は元気だったりする…厄介極まりない。
認知症じゃなくても家族に迷惑を掛けるケースは多い。寝たきり状態がまさにそれだ。
認知症にしろ寝たきりにしろ、誰かに介護されないと生きていけない状態になるケースは今後更に増加するだろう…
では介護されないと生きていけない状態になった場合、家族に迷惑を掛けない方法は一つしかない
それはお金だ。老後資金は自分の老後を豊かに暮らすためだけではない。
呆けたり寝たきりになって介護が必要になった時に家族に迷惑をかけない為にも老後資金は必要になる。
父親世代のサラリーマンであれば公的年金や企業年金が手厚いので老夫婦が持ち家で細々暮らすことや介護についても金銭面で迷惑が掛からないのだが、自分の世代では会社によっては企業年金もなく公的年金だけでは間違いなく不足する。
そこで不足分を補うためにやるべきことは投資だ。具体的には積立投資になる。
積立投資はiDeCoとつみたてNISAでの運用が基本…つみたてNISAは既に始めているが、iDeCoは転職でバタついたので、開始するまでに少々時間がかかりそうだ
今思えばiDeCoとつみたてNISAでの資産運用はもっと早い段階…遅くとも45歳までに始めていればよかったと思うが今更後悔してもしょうがない。
自分の将来(セカンドライフ)をリアルに感じるには年齢やきっかけが必要だと思う
他人があーしろこーしろとアドバイスしてくれてもピンとこないものだ。
今は一日でも早くお金を殖やせる仕組みを作りたいと思う。
あとは前職の退職時に出た退職金(微々たるものだが)を定期預金などの無リスク資産として扱うか、リスク運用するべきか悩むところではある。
と、まぁ父親がこんな状況でお金の話は不謹慎なのだろうけど、こんな状況だから考えさせられた事でもある…ありがとう親父。
自分の将来は小さな子が将来の夢を語るのとは意味合いが違う。生きていれば確実に訪れる将来…老後の生活と死
今後どう生きてどう死ぬかを考えて行こうと切に思うのである
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