断捨離…LINE査定で色々売ってみた

日々の徒然

個人的には無駄な物を持たない部類の人間ですが、キャンプ道具に関しては例外です。

娘に「キャンプ道具あり過ぎ〜」と言われ、リビングを見渡せば仕舞い切れないほどのキャンプ道具の数々…

僕と娘で共有している部屋も例外なくキャンプ道具が溢れています。

この春(記事を書き始めたのは1月末)小学生になる娘のために一人部屋を作ろうとキャンプ道具を処分することにしました

処分といっても売るわけで、売る候補は決まってましたが、この際なので何年も使用していない道具も売ろうと妻に話をしてみました。

しかし、MOSSのテントやMSRのタープ、武井バーナーなど高額買取になりそうな物は却下。

たしかに今すぐ売らなくても値落ちするものでもないだろうし、さして邪魔にもならないので今回売るのはやめました。

結果、売る物はシェルターとテントとマットのセット、シングルバーナー、木製テーブル、アウトドアチェアとなりました。

今回はLINE査定ができる買取り業者(会社)に依頼…そもそも他社比較なぞするつもりはなかったのですが、1社目で満足できる査定額ではなかったので他の2社、計3社で比較して決めることにしました

3社のうち1社はアパレルの買い取りにも力を入れているみたいなのでアウター2着も査定に出すことに

結果的に買い取り業者に売らないものもありましたが、合計金額は想定内の値段で売れたので良かったです。

ということで今回の記事は売るまでの経緯と実際に買い取り額が口座に入金されるまでのお話し

何年も前から売る気だったSnowpeakのアメニティドームメッシュエッグスターターセット

Snowpeakから転載

シェルターとテントを連結させたり

Snowpeakから転載

シェルターとテントを単体で設営させたりと、大型のツールームテントとは違う楽しみ方があるので重宝しました。

2010年頃に購入。数年使って押入れ行き…しかし愛着があったので処分する決断が出来ないまま月日が流れていきました

シェルターは劣化が進み、正直単体では値段が付かないだろう商品。しかしテントは状態が良く、いまだ人気があるアメニティドームM しかもインナーマットも現行モデルより品質が良いらしいので抱き合わせ商法みたいな感じです。

これを3社で比較したところ、A社5000円〜7500円 B社8000円 C社10000円〜15000円というLINE査定の結果でした。

A社とC社で買値が倍違うのには驚きましたが、総じて想像してた値段より安いことにガックリです。

おそらくシェルターに価値はなくテントとマットだけの値段でしょうね…もっと早く売りに出せば良かったかな…

しかしよく考えたら家に居ながら査定してもらい、ダンボールや緩衝材も無料で送ってもらい、梱包した商品を無料で集荷配送してもらい、更に実査定で納得いかなければ返品までしてくれるんです…メルカリなどが苦手な人には素晴らしいサービスだと思います。

続いてColemanのシングルバーナー(ストーブ)です。

15年程前に初めて購入したシングルストーブです。この頃は所有していたColemanのランタンがホワイトガソリンだったので同じ燃料のストーブを買ったような記憶があります…近所のホムセンで4000円前後だったような…

こいつを3社で比較…A社2000円〜2500円 B社3000円 C社1000円〜1500円となりました。

シェルターとテントで最高額を提示してくれたC社が最低額でした…得意不得意があるのでしょうか。

といっても他の2社は想定外の高値を出してきたので不思議に思いネットで検索…なるほど廃盤品でした。

先ほどのシェルターも廃盤品ですが、大した人気もなく廃盤になり劣化が進んだものとは同じ廃盤品でも価値が異なるわけですね。

このシングルストーブは実際に使用した回数も少なく、これといった傷もないし、しっかり動作チェックをしたものなので高額になったと思われます。4000円前後で購入したものが15年経っても3000円は嬉しい誤算です。

続いて木製のテーブル。Peregrine furnitureという知る人ぞ知る国産ハンドメイドブランドです。

キャンプシーンで木製のテーブルやチェアなんかが全盛期だった頃に購入。脚の長さが変えられます。お洒落キャンパーを目指すために購入するもすぐに挫折したほろ苦い思い出付き。

こいつを比較…A社4500円〜5500円 B社6000円 C社1500円〜2000円という結果に

なんとB社とC社で3倍の差…テントは最高額だったC社ですがどうしたのでしょうか…この辺が知る人ぞ知るブランドってやつですかね。

正直このテーブルは傷やらなんやらのダメージがあるし、ちょっとした改造もしたので買い取り額は低いと思ったのですが、6000円なら御の字でごさいます。

続きましてOnwayのchairXという椅子です。オンウェーも国産メーカーでアウトドアチェアが有名です。最近はキャンプブームに乗っかり焚き火台なんかも販売しているみたいですね

この椅子にそっくりなのがNORTH FACEから販売されています。オンウェーはOEMもやるのでそういうことかと…

うーん、クリソツ。

座ってみるとその頑丈さがわかります。かなりしっかりしていてそのぶん重いです。

キャンプでも家でも使おうと購入しましたが、キャンプだと重くて場所もとり、家で使うもデカすぎで、しかも座面が高く、僕が靴を履いてる状態でちょうど足が地面に付く感じです。つまり靴なしだと足が微妙に浮くわけで…殆ど使わずに押入れ行きになりました。

そして押入れの中でもその存在感は圧倒的で、売りたくてしょうがなかった品であります。

A社1300円〜1800円 B社2500円 C社1500円〜2000円と、3社とも似たような買い取り額でした。興味ないけどついでに買い取ろうか?みたいな感じでしょうか…

この椅子に関してはやたら文句ばかり言ってると思われるかもしれませんが、椅子の品質は凄く良いですよ。ただ僕の足が短いだけで、大柄の人には素晴らしい椅子だと思います。

続いてアパレル部門です。アパレルは一社のみの買い取りとなるので、想定より安ければ売らないという前提で査定に出しました。

まずはWILD THINGSのデナリジャケットです。

ゴアテックスに中綿がプリマロフトをパンパンに詰め込んアウトドアジャケット。土砂降りでも大雪でも安心。ダウンを凌駕する暖かさが売りでした。25年程前に兄から20000円で購入。当時の定価は78000円ぐらいの記憶です

デナリは現行品もある代表的なモデルですが、このデナリは初期型でアメリカ製、希少価値があると思い査定にだしました。

とはいえ、30年以上前のアウターです…幾らになるか想像がつきませんでした。

LINE査定の結果は7000円。これを安いと思うか高いと思うか悩みましたが、30年以上前から兄弟で着倒し、ゴアも劣化したアウターに7000円という値段が付いた事に感謝ということで喜んで買い取っていただきました。

ラストにもう一着、カナダグースのラブラドールダウンジャケット

言わずと知れたカナダグースです。10年ぐらい前に購入したので正規代理店はグリフィンインターナショナル。現行のカナダグースはサザビーリーグが正規代理店ですね。

当時の価格は89000円だったような記憶です…同モデルの現在の国内価格は150000円前後でしょうか。原料の高騰、北米のインフレや人件費、現在の為替を考慮すると値上げは致し方ないとは思います。

そしてカナダグースのトレードマークといえるコヨーテのリアルファーは2022年から廃止になったらしいですね。毛皮や獣毛が使えなくなるのは時代の流れです。

そんなコヨーテファー、僕が購入したジャケットにはもちろん付属されていましたが、天の邪鬼な性分なのでファーを外して着ていました。

新品未使用のファーはクローゼットにしまった記憶があったので、すぐに見つかるだろうと思ったのが大誤算…どこを探しても見つかりません。

個人的に必要のないファーでも売る時にファーがないのは大打撃的致命傷です。しかしどこをどう探しても見つからないファー。諦めてファー無しで査定してもらいました…

査定額はまさかの9000円…

ファ?いくら何でも9000円はないだろ?メルカリで50000円以上で取引されてるんだぜ?なんぼファーがなくてもそれは解せぬわ。

まぁ売らなきゃいいだけなんで問題ないっちゃ問題ないのですが…

そんなこんなでカナダグース以外をお嫁に出すことにしました。

キャンプ道具はそれぞれ最高額を提示してくれた買い取り会社2社で決まりました。テントとシェルターがC社、その他はB社。幸いにもアパレルの買い取りもB社だったので梱包の手間が省けるというもの。

LINEで売る旨を返信し、ダンボールなどの梱包材を自宅に届けてもらう日を決めます。その後は集荷してもらう日程を僕が決めるといった流れでした。

最終的に買い取り業者さんの手元に届いて本査定をして売価が決まります。LINE査定で過大評価をして売値を吊り上げても意味はないということですね。この辺は個人売買とは違うところでしょうか。もちろんLINE査定額以下にならないために綺麗にできるものは綺麗にしましたが…

とりあえず長い一日が終わり、妻にこの日の出来事を話したわけです…「カナダグースが30年物のデナリと2000円しか変わらんとか嘘だろ?」とか、「ファーがないだけで納得いかん」とか…

すると「私が一万円で買うーっ」というではないですか…まぁ赤の他人に9000円で売るぐらいならまだマシかと考えていたら既に試着している妻

「このカナダグース前から狙ってたんだよねー。前に着た時は大きかったけど私も大きくなったから丁度いい感じになったんじゃない?」と…

「あぁ…うん。でも女ならファーがないと無骨すぎだよね…」と話していたときに忘れていた記憶が戻ってきたのです

「あれ?あのファーさ、お前持ってない?」

「えっ?なんで?持ってるわけないじゃん」

うーん…確かだいぶ前、クローゼットの整理をしている時にコヨーテファー要らないなぁと呟いている横で「勿体ないから私が預かっとくね」と言って何処かにしまったような…

まぁいい。とにかくサイズ感も悪くないし業者より高く売れるならと一万円で譲ることにしたのです。

すると翌日、「ファーみつかったよー」と…既にファーを装着したラブラドールダウンジャケットを着ている妻。

これぞ完全体 これぞカナダグース

これは確信犯だな…狙ってたと言ってた意味がようやく理解できた

改めてファー付きの完全体を査定に出そうと思ったが前日に一万円で売ってしまっただけに甲斐性なしと思われるのも癪に障る…しかしなんか腹が立つ

「ファーは別売りで15000円な」と僕

「ファ?本体より高いじゃない」と妻

「嫌ならメルカリで買えば?」と僕

発想を変えれば完全体を25000円で購入できるのだから安い買い物だ。妻もそれに気付いたのか解せぬ顔で了承した。

それから数日たち梱包資材が届き、梱包した物を着払いで発送。無事に買い取り会社に届いて本査定の結果がLINEに送られてきました。

テントとシェルターのセットは提示した最低金額の10000円でしたが、その他はLINE査定の提示額通りでした。

この金額に納得し、返信すると指定した口座に即日入金となりました。

今回は妻に売ったカナダグースとの合計で53500円 10年以上使わなかった物に価値があったのは嬉しい誤算でした。

このお金は娘の学習机等の購入資金にあてることにします。

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