少々前のお話しだが、ローグのクーラーボックスをレビューしている人が少ないので記事にしようと思います。
相変わらず本題に入るまでが長いので、時間がない方は目次を使って本題から読んで下さい
今までの一軍クーラーボックス達
釣りや海水浴、もちろんキャンプでも使っていたクーラーボックス達
リョービの20Lは船釣りの小物用に購入した記憶がある
蓋はどちらからでも開閉ができ、蓋に小さな蓋が付いている。これは、釣れた魚や餌を取り出すときに便利な機能だ
小さい食材や氷を取り出す時に本体の蓋を開けなくて済む。
蓋に小蓋が付いてるので保冷力は落ちるが、個人的にはこの機能は優れていると思う。
大容量のクーラーボックス
大人4、5人での夏キャンプ、2家族でのキャンプの場合、僕が所有していたクーラーボックスでは容量不足な面もあり、大容量のクーラーボックスを購入
IGLOOのマリンシリーズやColemanのスチールベルトを購入するも、大所帯でキャンプに行かなくなり要らぬ箱と化す
IGLOOは知人に譲り、スチールベルトに至ってはドリンクストッカーに成り下がる始末
少々ディスってしまったが、スチールベルトはお世辞抜きにカッコいい
広い庭でBBQをやる時にこのスチールベルトに氷をたっぷり入れて飲み物を冷やせばきっと皆幸せになるだろう
クーラーボックスの使い方は人それぞれだ。僕の場合(ファミリーキャンプ)は20L前後のハードクーラーとサブのソフトクーラーを2つ持って行くスタイルが一番しっくりくる。
そんなこんなでクーラーボックス難民に
大容量クーラーも使わなくなり、リョービやフロストパックも劣化で保冷力が下がってきた…
素直にYETIでも買えば良いのに天の邪鬼な性格のお陰でクーラーボックス難民になる。
なにかドキュンとするクーラーボックスはないのか…
今回クーラーボックスを購入する時にいくつか候補が上がっていた
DaiwaのプロバイザーZSS 21L
国内釣具メーカーのDaiwa、高機能で使い勝手は最高、真空パネル採用 自重5.3kg
ORCAの20QTハードクーラー(約19L)
米国から来た新興ブランド。とにかく頑丈、保冷力も最強と言われている。ロトモールド構造、ポリウレタンフォーム 自重約8kg
この2強のうちどちらかを買う予定だったのだが…
やっと本題、ローグアイスクーラー
きっかけは忘れてしまったがローグのクーラーボックスの存在を知った時、胸がトキメイてしまった…そう、ト・キ・メ・キだ。
このクーラーボックスは見た目の良さも然ることながら、国内で使っている人が殆どいないのでへそ曲がりな僕にはピッタリ
値段もソコソコするので、現物を見てから注文したかったが、僕の住む地域には現物を卸してる実店舗がなく代理店のオンラインサイトで注文する以外の選択肢がなかったのだ
ローグ アイスクーラーは南アフリカのブランド
灼熱の太陽、ラグビーとワイン、ルイボスティーに、ダイヤモンドぐらいしか思い浮かばないが、温暖な国のクーラーボックスなら保冷力はバツグンなはずだ
因みに国内(オンラインストア)には常に在庫があるわけではないので、運が悪ければ何ヶ月か待つ事になる。
僕が注文したのは去年の秋だったのだが、新型コロナの影響もあってか、届くまでに3ヶ月以上掛かった記憶がある。
しかもだ、注文時に指定された銀行口座に振込んだにも関わらず、数ヶ月後に振込み確認して欲しいとメールが届く
向こうが入金確認すれば済む話しだろうと思ったりもしたが、さすが灼熱のクーラーボックスだ手間がかかる
確認が取れたことでようやく発送…我が家に届く
実際に触れてみて
初めて実物を見た時は見た事のない形状とクーラーボックスにはあまり使われていない色に惚れ惚れした。さすが世界的ダイヤモンド産地だ
さっそく蓋を開けようとロックを外すがやたらと固い…
力の弱い女性や、ましてや子供には開けられない程の固さだ…さすがラグビー強国、ただでは中身も見せてくれない
ようやく蓋を開けると蓋側に栓抜きが付いていた
栓抜きの材質やブランドの刻印なんかもカッコいいではないか
しばし蓋を観察…側面を見ると見た事のあるパッキンが貼り付いている
これ、NITTOだよね…ニトムズのエプトシーラーだよね?
ホームページには蓋の滑りを防止するゴム製の滑り止めと記載されている
蓋の構造上、開閉時にめくれるよね。粘着力が強いから今は変形程度だけど、いずれ完全にめくれるだろう
まぁ、めくれたらエプトシーラーで補修すればいいからあまり手間はかからないが…
しかし、自宅の窓パッキンが劣化して補修用に買ったエプトシーラーが役に立つとは…
恐らくサイズまで同じだ…なんか嬉しい。
この記事を読んだ方が奇跡的にローグのアイスクーラーを持っていたとしたら、すごく有益な情報なのではないか?
グッドボタンがあれば押して欲しいものだ。
しかし、このパッキンが保冷力を上げる役割りになっているなら重大な問題だが、滑り止めと記載されているから滑り止めなのだろう…
何度かキャンプで使用しているが、ロックに関しては多少緩くなって開閉しやすくなった
緩くなるってことは、このまま使い続ければゆるゆるになって保冷力が下がるような気もするが、そこはルイボスティーでも飲んで落ち着こう。
と、まぁ酷評になりつつもあるが、保冷力で一番大事なシェルの構造と断熱材はどうか
クーラーボックスの構造と断熱材
シェルは継ぎ目のない一体成形…ロトモールド(回転成形)で恐ろしく頑丈だ。もちろん冷気の逃げ場はない
例のゴム製パッキンが本体に貼り付いてしまった…うーん
シェルの厚みは3cmぐらい、これか厚いのか薄いのかは解らない。
断熱材は環境にも優しいエコフォーム
このエコフォームはウレタンフォームでも世界最高レベルの断熱性能らしい
蓋については前述の通り、ロック機構や滑り止めにやや難はあるが、今のところ密閉性は十分だ。
キャンプで使ってみた感想
実際に何度か使っているが、今のところ保冷力に不満はない
真夏の炎天下では未使用だが、箱の構造と断熱材を考えれば安物とは明らかな差があるとは思う。
相変わらず子供には優しくないロック機能だが、何か欲しければ親が取り出してあげればよい。
よくあるクーラーボックスを子供がちゃんと閉じないで食材が腐るよりマシだろう。
デザインはとても気に入っているが、そのデザイン故にクーラーボックスの上に座ったり物を置くことができないので、やや不満。
こんな時や、車の積載時にも上に重ねる事ができない。
色々書いたが、まとめると…
このクラス(18L)でこのスペックが29,150円(送料込)は妥当だろう。今は少々値上げしたみたいだが。
そんな感じで、他人と被ることが嫌な人は買いでしょう
値段を気にせず、自重も気にせず、デザインと耐久性、保冷力重視ならYETIやORCA
価格、自重、保冷力が及第点で使い勝手重視ならDaiwa
と、今回はローグのレビューをするつもりだったが、色んなクーラーボックスのレビューまでしてしまった…
最後まで読んで頂いてありがとうございます
次からはもう少し短い記事にします
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