キャンプに行きたい。しかし感染拡大で歯止めが効かず…
来週、田貫湖キャンプ場に行く予定なのだが…中止になりそうだ
行かないことを想定して、今年の春に行った田貫湖キャンプ場の様子や近隣の食材売場や薪の販売店などを自分の記憶が新しいうちに記事にしようと思います…年は取りたくないですな。
全てを一つの記事にすると纏まらなくなるので、キャンプ場での出来事は本編で、キャンプ場施設や近隣施設などは番外編で執筆していきたいと思います。
ては、本編のはじまり
今年の春、上の子が高校受験に合格し、春休みにキャンプに誘った
いいよ、との返事
父子キャンプ…キャンプ自体は娘とは何度も行ったが、父子キャンプは初めて。
焚き火をしながらゆっくりと空白の時間を埋めていこう…
しかし、暫くして娘から連絡が…
幼馴染のノッポMも行きたいって言ってるから一緒に連れて行ってとのこと。
ぐぬぬ…楽しみにしてた父子キャンプ。次があるか分からぬ父子キャンプ…
しょうがない…父子キャンプがしたかったが、幼馴染のノッポMも赤ん坊の頃から可愛がってきた。息子も同然じゃないか…
断る理由もないので、了承した。
娘も父親と二人きりは気不味いのだろう…きっとこれが現実なのだ。
そうして僕らの住む地域が桜満開の頃、標高660mにある湖、田貫湖キャンプ場に到着
駐車場には何台かの車が駐めてあったが、これは前日にテント泊をしているキャンパーの車で僕等は一番ノリだった。
受付で気の良いオジサンが「はーい、本日一番ノリ、今いるお客さんは午前中には皆帰るよ」
連泊のキャンパーがいない事を知り、これは良い場所にテントを張れると意気揚々とキャンプ場内を散策
テントはまばらだったが、皆良い場所に設営してる。場所が空くのを待つにも時間が早すぎる…まだ朝の9時前で、撤収作業をしているキャンパーは一組もいない
とりあえず、一度車に戻って食材と薪を買いに行こう
食材は予め調べておいた大型青果店がお休みなこともあり、マックスバリューに行くことに
マックスバリューなら全てが揃う。面白みはないが、知らぬ町での食材探しは時間を要する…
車を走らせ目的のマックスバリューまであと少しという所で、肉屋ののれんが現れる。
馬刺しに富士豚…むむ、これは気になる
とりあえずマックスバリューで昼食の食材を買ってから立ち寄ることに…
精肉屋の店内は色んな肉でひしめき合っていた…加工品から牛豚鶏羊馬…どれも鮮度が高そうだ。
僕はもちろん馬刺し。子供らは牛タンと豚トロだったかな…あまり記憶にない
馬刺しを購入すると店主が「キャンプですか?最近キャンプやBBQで寄られるお客さんが多くて、よく馬刺しを買っていくんですよね〜、キャンプで馬刺しって流行ってるんですかね〜」
と、すかさず「このタレね、胡椒が効いてる焼き肉のタレなんですげど、馬刺しに合うんですよ〜、ニンニク醤油に飽きた人はコレいいですよ〜」と、見たことのない焼き肉のタレを勧められる
旅の土産にもなるしと、タレも購入して店を出る
帰りに薪を買い再びキャンプ場へ
駐車場に到着すると、車が数台増えていた。
やっぱりね…まぁ一番良い場所が何処かも分からないし、一応目星をつけていた場所さえ確保できればいいか…
リヤカーに荷物を積み、これから空くであろう場所を探す
朝一の散策でここが良さげだなと狙っていた場所には未だ撤収作業を全くしていないキャンパーさんがいる
これはレイトチェックアウトかな…諦めようか
受付のオッチャンが午前中に皆帰るって言ってたのになぁ…
その近くでちょうど撤収作業が終わった場所があったので、すかさず設営開始
サクッと設営を済ませて昼食にする。
本日は晴れ予報。最低気温は10度を下回るぐらいだ
今回のテントはNemoのヘキサライト6P
テントというか大型のフロアレスシェルターだ。
大人3人でも余裕の居住性、時期的に虫もいないのでフジカを中に入れて適当に雑魚寝スタイルにしようと選んだのだ
しかしだ、肝心のフジカちゃんを忘れてしまったのだ…
いや、忘れたのではない。リヤカーで運搬するキャンプ場だから荷物を減らそうとフジカを家に置いてきたのだ
だったらテントはダブルウォールのしっかりとしたテントにするべきなのに、なぜか隙間風ぴゅ~ぴゅ~のヘキサライト…
このミスチョイスが後々子供らを大変な目に合わせるのだが、それはまた違う記事にでも…
さて、例の馬刺しだが、馬刺しを食べたことがないというノッポMに勧めると、美味い美味いと食べていた
僕も実食…美味い。当たり前だが、やはり生の馬刺しは美味い
冷凍の馬刺しはシャリシャリ状態で食べた方が美味いのだが、それは臭みを消すためだ。冷凍馬刺しは常温になると独特の臭みがでるので、ニンニク生姜タマネギなどで誤魔化す。
うーん美味い。例のタレにも合う
合うのだが、個人的にはニンニク醤油が好きだ。飽きたら味変で焼き肉のタレでもいいが、飽きるほど食べたことがないのでなんとも…
そうして昼食も食べ終え、湖周辺を散歩することに
遊歩道は眺望の良い場所に展望デッキがあったり林があったりと飽きない
湖沿いの遊歩道を歩くが、途中で先が果てしないと気付き引き返す
サイトに戻って各自マッタリタイムだ
僕は夜の宴の準備をし始める。ランタンの設置やら薪の準備やら…
太目の薪をバトニングして、フェザースティックをこしらえているとノッポMが「僕もやりたい」と
やっぱり男の子だな。もう高校生になるし、薪割りやナイフの使い方でも教えるか
今回は手斧は持って来なかったが、楔を持ってきている、楔で薪割りなら安全だろうと、薪割りを教える
男の子がいたら色々教えられることがあるんだよな…腕白でもいい逞しく育ってほしいという昭和のCMを思い出す
肉屋でロースハムでも買えば良かったなぁとバカげたことを考えていると、何やら騒ぎ声が
どうやらテントを張る場所をあーでもないこーでもないと探しているようだ…
このキャンプ場は平らな場所が多く、しかもコロナ禍でサイト利用者を少なくしているので空いてる場所はいくらでもある
何処に張っても良さそうなもんだが…まぁいいやと焚き火台やイスの準備に取り掛かる
すると焚き火台とイスの間、おそらく20cmほどの隙間を通り抜ける赤い影…
え…?
人間は他人の咄嗟な行動に思考が追いつかない事がある。
え…赤い影?
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