前回の記事で補修用芝を育てると言っていた芝生おじさん
プランターは100均で買っていたのですが、肝心な芝の準備に少々時間がかかりました。
そもそも補修用とはいえ芝をどう調達するのか疑問に思っていた方もたくさんいることでしょう(いないでしょう)
ズバリ、調達先は自宅の庭です。芝の匍匐茎(ランナー)を使って補修用芝を育てます
我が家の芝(高麗芝)は匍匐茎で増殖する植物です。もちろん芝はイネ科なので穂は出ますが発芽率は極めて低いのです。
要するに匍匐茎を育てれば芝の無限増殖も可能ということです…まぁやらないけど。
ほとんどの匍匐茎は土の中で伸びて増殖するのですが、たまに地上にひょっこり伸びている匍匐茎もいます
特に壁際など行き場を失った場所で見つけられます。
そして我が家のような一切の管理をしてこなかった庭芝はサッチング(熊手でカリカリすること)をするだけでランナーがビヨビヨ飛び出してしまいます
そんな匍匐茎(ランナー)を見つけては採取してプラコップで根が出るまで水耕栽培をしていました。
水道水にメネデールを1,2滴垂らすと根がグングン出ますよ。
根が出たランナーをプランターに移します。当たり前ですが土が必要になります。
土ならなんでもいいのかと言えば弱酸性の土ならなんでもいいみたいです…所詮プランター栽培なんで。
しかしこのプランター芝の素晴らしい所は芝の補修のみならず、庭の土壌改良もできる点であります。
そう、プランター栽培で芝生が出来上がったら土ごと庭に植えるのです
つまり土が一番重要なのです。
芝生は一度張ってしまうと芝を捲らない限り土を耕すことができません
ただでさえテキトーな土の上にテキトーに張られたテキトーな芝、更に芝生オーナーのテキトーなワタクシが16年間何もしてこなかったわけですから土壌は超最悪です
それを補修用サイズとはいえ土をそっくり入れ替えるわけですから効果は絶大でしょう。
しかし土といっても芝生ド素人のオッサンに土作りなどできないので、今ある目土や資材をブレンドしたり、安い土や砂を買い、どの土が芝生に適してしるか比較してみることにしました
画像左から
- デラックス芝の目土(肥料、バーミキュライト入り)
- 芝の目土床土(黒土、鹿沼土、砂、肥料入り)
- 天然珪砂5号
- 芝の目土(肥料無し)
1のデラックス目土は園芸店で購入。ホームセンターではお目にかからない目土です。18Lで税込900円ちょい お値段もデラックス
肥料入りの目土はよくありますが、バーミキュライト配合は珍しいと思います。目土というより床土に適してると思い、今回のプランター芝比較で一番期待している土です。うーんデラックス
この目土を1つ目のプランターに投入するのですが、プランターの底穴から土が漏れ出そうなので、4の目土を底に敷き、水やりをしてから投入しました。
2の芝の目土床土はホームセンターで購入。二種類の土と砂を混ぜているのはかなり期待できるのですが、肥料がバーク堆肥の様なものと、やたらと大きい物体が混入…パッケージには目土床土と書いてあるが目土には全くもって向かないと思います…しかし16L税込437円と財布に優しい。
この目土を2つ目のプランターに入れました。
3の天然珪砂は5号だけあってかなり細かいです。4号が欲しかったのですが売ってませんでした…
4の芝の目土は肥料が入ってないので一番使い勝手が良い目土です。普段からよく使ってます
3つ目のプランターはこの目土と天然珪砂を混ぜて使うことに…
これだと肥料成分が全くないので以前購入したバーク堆肥も混ぜます。しかし水捌けが良過ぎる気がしたので余り物で使い道のなかった真珠石のパーライトを少々追加…プランター栽培では水枯れが一番怖いのであって良かったです
てな感じで今回はこの3つのプランターで比較します。
9月なんで芝が生えてくるか不安ですが、根が張れば春には芽吹くでしょう
ではまた
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