駒出池キャンプ場 気が触れた先にのつづき
全てのセッティングも完了し、靴や追加の食材などを買いに、車で来た道を戻る
IC周辺はスーパーやホームセンター、レストランにドラッグストアと全てが揃う程の充実ぶりだ
もちろんお目当ては靴なのだが、まずは事前に調べていた薪販売店に向かう
良質な薪を低価格で販売している店らしい
グーグルマップに任せて車を走らせる。ナビは目的地周辺に着いたとアナウンスしたが見当たらない…
ここは山道の中腹辺りなのだが、店らしい店が見当たらないのだ
少し戻ると薪販売と書いてある小さな木の看板を見つけ、車一台が通れるぐらいの未舗装路を下っていく
すると大量の薪を自然乾燥させている広場があった
車を降りて辺りを見渡すが人の気配なし。近くに小屋があり、ドアに留守の場合は…と連絡先が書いてあった
とりあえず電話するも応答なし。広場も相変わらず人の気配なし…
だいぶ待ったのだが、人も戻って来る気配はないし電話の応答もないので諦めることにした…またいつか寄らせてもらおう。
さて、靴だ…靴を買わなくては。
妻は自分の責任だからお金は払いますと言うではないか
うんうん、と素直に頷く甲斐性なしのヘタレ夫。
薪販売店からスーパーに行く道中に物産店があり、ちょっと寄り道をする
すると普通に薪が売ってるではないか
針葉樹と広葉樹、広葉樹は2種類あり、どちらも安いのだが微妙に値段が違う…見た目は変わらんのだがどうしたものか…
店員の女の子に尋ねると「コッチの薪のコレがいいですよ」とニッコリ
まだ10代であろう薪ソムリエ女子。土地柄きっと家に薪ストーブがあるのだろう
物産店を後にして、ツルヤという長野県ではお馴染みのスーパーに寄る。同じ敷地内にセリアがあったのでセリアから覗いてみることにした…
すると、なんとプラ段テーブルが当たり前のように、しかも大量に売られてるではないか…
このプラ段テーブル 僕の住む地域では全くと言っていいほど売ってない幻のテーブル…最近ようやく出回ってきたみたい。
カスケードワイルドというアメリカ発のULテーブルのパクリ商品なのだが
本家もお安く1800円だ。セリアだと110円…お試しで買おうと地元のセリアに足しげく通うもいつも売り切れ…興奮して2つ買ってしまった。
余談だが、カスケードワイルドのトレードマークであるカスケード山脈は北アメリカ大陸の西海岸沿いを南北に走る山脈なのだが、カスケードワイルドの創設者であるバックパッカーのジム・ハメルのホームグラウンドで…
余談がやたら長くなりそうなので詳しく知りたい方は↓にアクセスしていただきたい
僕が言いたい事は、セリアのパクリ商品をブログやYou Tubeで広めるのは構わないが、先ず本物がある事を知らせるべきだと思うのだ。
どちらを買うかは消費者の勝手だ。しかし、それが100均であっても長く使うことが大事なんじゃないかと思う。
さて、その後もあれもこれもとキャンプに来たことを忘れて買い物に没頭する…早く靴を買わねば
セリアを出てツルヤに入る。すると靴屋が入っているではないか
これ幸いとしばらく物色するも田舎のおじいちゃんおばあちゃんが買うような靴ばかり
諦めムードで店を出ようとすると店先に足袋(たび)の様な靴を発見
むむ…「たびぐつ」という地下足袋を靴にしたものを昔アルバイトをしていた時に履いたことがある。
履き心地は実に軽くソールはフラットでグリップが素晴らしかった記憶がある
軽量でグリップが抜群、しかもソールがフラット…まさにゼロドロップシューズ
そうなのだ、トレランやULハイキングで絶大な人気を誇るアルトラなどのシューズと同じだ。これぞ元祖ロングトレイルシューズ
しかしこの足袋靴はローカットなのだ…あのサイトの砂地はローカットだと厄介だ。もちろんサンダルよりマシだが、ローカットだと砂が入るし、なにより寒いだろう
しばらく考えていると積まれた箱の奥にハイカットの足袋靴がチラリと見える
急いで奥に手を伸ばす…埃が何層にも堆積した箱を取り出しサイズを確認
27cm…おぉ、ナイスサイズ。早速フィッティングするとジャストサイズ。うーんジャスティス
お値段もお値打ち価格の1680円 即買いだ。
因みにこのハイカットの足袋靴 サイドゴアブーツのようなデザインで脱ぎ履きしやすい
カスケードワイルドもどきのテーブル2つにゼロドロップシューズも手に入れた
このあと食材を買い、ULギアを手にした僕らは意気揚々とキャンプ場に戻るのであった
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