エバニューのチタンシェラカップを長らく愛用している。持ち手がポキンと折り畳めるのが特徴なのだか…
通常のシェラカップ(コッフェル)は持ち手が固定されていてるのでスタッキングには不向きだが、エバニューのシェラカップは革新的だ。
しかし、重い物や液体を入れると重力に耐えられずロック状態でもポキンと折れることがしばしば…
テント内で食事はしないので、惨事には至らなかったが、外で食事をしていて火傷しそうになった経験はある。
何より食べ物や飲み物が全損するので精神的によろしくなかった
もちろん持ち手が固定された普通のシェラカップを使えばポキン問題は解決するのだが、今度はスタッキング問題になる…
キャンプを始めた頃から当たり前のように色々なシェラカップを使ってきたが、何故シェラカップを使い続けているのかを考えてみた
- 丈夫でそこそこ軽量なコップだから
- 飲み物を温めるクッカー兼カップになる
- なんなカッコいいから
- 皆使ってるから
こんな感じだ。しかしデメリットを考えると
- スタッキングできない
- スタッキングがしづらい
- スタッキングもできない
- スタッキングすらできない
そうなのだ。とにかくスタッキングの面では最悪の形状
エバニューのチタンシェラカップは持ち手を畳む事でスタッキングを可能にしている
しかし、前途した通りロックしていても不意に折れる
ソロキャンプでは軽量コンパクトにシフトチェンジしてしまった僕にはカッコ良さやロマンは二の次
そしてエバニューチタンカップ400FDに出会い、チタンシェラカップは2軍落ちになったのだ。
さて、そのチタンカップ400FDなのだが、Ti570にスタッキングできることを知り購入した
更にバックカントリーアルミポットがあればソロキャンプで困る事はないだろうだ。
そして使用感は
当たり前だが安定感が抜群で、アイスカフェオレがやたら美味く感じる
喩えるなら、やたら高い喫茶店で出てくる銅製のカップに入ったカフェ・オ・レに近い美味さだ
これは器の薄さが起因しているのだろうと思う。素材はどうであれ薄い器は口当たりが素晴らしいということだ。
昔、九州のうすはりグラスで焼酎のロックを飲んだ時に衝撃を受けたことがある
まるで焼酎のロックという液体そのものを手に持って飲むような…もちろん有り得ないことだが、液体の温度や香りをダイレクトに感じられたのは人生で初めての経験だった。
とはいえ焼酎の水割りをこのカップで飲んだのだが、全然旨くなかった…なんでだろう笑
まぁそれはさておき、うすはりグラスとはいかないが、このカップはとにかく軽い。容量400mlのコップがこの軽さ
公表値50gで実測49gと、エバニューらしさも相変わらず。
因みにエバニューチタンシェラカップは容量310mlで60g
この薄さと曲がりが口当たりを良くしている。金属製とは思えない口当たりだ。本当に素晴らしい
結果的に家では普通にマグカップとして使っているし、キャンプでも普通に活躍することは間違いないだろう
※追記 400FDの新モデルはコチラ↓
EVERNEW公式サイトで製品情報を拝見しましたが、旧モデル(400FDRED)との違いは名称以外ないと思われます。
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