道志の森 馬刺しウマし

道志の森キャンプ場

道志の森 幸福的飲料店のつづき

寝袋を買いに行くという全く余計なミッションが追加されたが、食材を調達することが本来の目的だ…本日の昼食と晩酌は馬肉を食らおうと以前から予定立てしていたのだ

山梨県といえばブドウや梨が有名だが個人的には馬肉を推したい。富士吉田市には新鮮な馬肉を扱っている精肉店が多く、近隣でキャンプをする時はよく馬刺しを食べる

富士吉田市に向かう道中、山中湖と富士山を眺めることができるスポットがあり、多くの人で賑わっていた。

すっかり雪化粧の富士。山中湖周辺も紅葉は終わっており、まもなく冬になるといったところか。

車は富士吉田市に入りマクドナルドやABCマートなどの大型店舗が目立つようになった。

途中でいちやまマートというスーパーを見つけたので、帰りに寄ろうという流れになった。

暫くして精肉店に到着。開店直後に来店したかったのだが、 キャンプ場でかなり時間を食ってしまった…既に正午過ぎだ

店名は伏せておくが、この精肉店はかなり有名な店で、地元の人だけではなく、僕のような他県の客も多く来店する。

開店直後なら馬肉の珍しい部位が売っていることがあるので10時に間に合わせたかったのだが…残念ながら2時間遅れで希少部位は売り切れていた

馬刺し用の特選ロースと鍋用の桜肉、今回初めて買った国産牛のシマチョウを購入して店を出る。

続いてホムセンで寝袋だ。ここまでの道中でカインズとD2があることを確認していた。

先ずはD2からと思ったが喋りながらの運転で通り過ぎてしまった…まぁカインズなら寝袋の一つや二つはあるだろうと、たかをくくって入店するも寝袋が売ってない…

しかし薪に関しては少々高いが、かなり上等なナラ材が売っていたので購入して店を出る

数年前は薪に困ることなんてなかったが、空前のキャンプブームで薪が不足。道志エリアでは乾燥していない薪や、もはや生木同然のものを売りつけている販売所もある。

寝袋を求めD2に戻る。1階にはそれらしきものが見当たらず嫌な予感でしかしない…店員に尋ねたほうが早いとサムに言うと

「すいません、レジャー用品はありますか?」と、なんとも回りくどい言い方をする。寝袋はありますか?と直接云えばいいものを…と僕はブツブツ言いながら指示された2階に上がるとキャンプ用品のブースを見付ける

キャンプ用品の売り場はかなり広く、とりあえずここで全て揃うぐらいの品数だ。D2といえばDCMブランドでキャンプ用品などを展開してるんだと今更思い出した…かゆいところに手が届く商品開発をしている。

もちろん寝袋もDCMブランドのものを薦めた。同じ売り場に売っていたロゴスの寝袋よりスペックが上で値段が安い。

念の為スリーピングマットは持ってきたかとサムに尋ねると、「あぁ…ない。コットで寝るから要らないと思った」と。晩秋のキャンプなめている…

これでようやく寝袋とマットが手に入った。時刻は2時半…朝6時頃に出発して未だキャンプをしていない。二泊のキャンプだから許せるが、これが一泊のキャンプなら絶望的だ。

店を出て、いちやまマートに向かう。いちやまマートは地元密着型のスーパーで品揃えが多く人で賑わっていた。

スーパーで足りない食材や調味料、アルコール類を買い、キャンプ場に戻る。

サイトに戻ってすぐさまビールをプシュッ 帰り道はビールの事しか頭になかった…立派なアル中だ。

今回はツールームテントの吊り下げ式テントを外して一つのシェルターとして使う。フジカを点けっぱなしにしてコットで寝れば寒さで起きることはないだろう。

DCMの寝袋とマット

このシュラフは封筒型でホローファイバー系の中綿が二枚とフリース素材のインナーシュラフの3枚重ねの仕様。そこそこのボリューム感だが封筒型の最大のネックである肩口から頭部が冷えは、フジカがあるから大丈夫だろう

マットは僕が使っているTHERMARESTのZライトより幅が広く、大柄なサムでもはみ出ることはなさそうだ。

ドーム型は広い。

この手のシェルターは設営が大変だが、建ててしまえば抜群の居住空間が手に入る。何日も滞在するようなキャンプなら間違いなくドーム型がいい。

さてさて、だいたい整った…時刻は15時半。空きっ腹にビールが沁みる…いよいよ何か口にしたほうがいい…冷凍チャーハンを中華鍋で炒めてサムに振る舞う。

うまいうまいと食べていたので自分のも作って食べたてみたが、感動モノの旨さだった

1分かからず食べてしまった。

腹も満たされ、ようやくゆったりする事ができた。男二人のキャンプなのに家族とキャンプをしているかのようだ…なんだかんだ忙しい。

そうは言ってもこの後は焚き火をしながらひたすら酒を飲み交わすだけ…これがしたくてキャンプに来たのです。

すっかり日も暮れて昼食に食べるつもりだった馬刺しをいただく

ウマすぎる。特選ロースは肉の柔らかさがハンパない

うーん感動的食感。今まで食べた馬刺しで一番美味かった…。

馬刺と日本酒をぺろりとたいらげ、次は焚き火をしながら炭火でシマチョウを食らう…が、この辺から酔っぱらって焼いた記憶も食べた記憶もあまりない

覚えているのは、朝から放ったらかしにしていたビーフリー浄水フィルターを付けたフラックスボトルの水が普通に出た事と、お腹いっぱいだから桜鍋は明日にしようと言ったことだ。

このまま焚き火を続けると明日の薪が無くなりそうなので、シェルターに入り二次会をする。会話の記憶も断片的にしか覚えてないが、あーでもないこーでもないと語り合い、愉しい時間を過ごしたのだった

道志の森 馬肉とオソマにつづく

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